東京都中央区から茨城県南へUターン移住して、気づけば10年が経ちました。

都心ど真ん中での生活は刺激的で便利でしたが、一方で「この暮らしをこの先も続けられるのだろうか?」という疑問を感じるようになったのも事実です。

今回は、中央区から茨城県南へUターンして実際に10年住んで分かったメリット・デメリット、そして「今も東京に戻りたいか?」という本音について、正直に書いていきます。

これから地方移住やUターンを考えている方の参考になれば嬉しいです。

なぜUターンしたか

Uターンを決めた理由はいくつかありますが、特に大きかったのは住まいとお金、そして暮らし方でした。

理由その1:ねこ

まず一番の理由は、猫を飼いたかったことです。
当時、中央区で「猫がのびのび暮らせる広さの家・マンション」を探してみたのですが、条件を満たす物件はほぼ億超え。
「この価格、本当に現実的?」と感じてしまいました。

一方、茨城県南であれば、猫が走り回れる広さの家でも手の届く価格帯。
「猫にとっても、人にとっても無理のない暮らしができる」と思えたのが大きな決め手でした。

理由その2:家賃

もうひとつは、家賃の高さです。
高額な家賃を払い続けても自分の資産にはならないことに、だんだん疑問を持つようになりました。
それなら、同じお金を払うなら将来につながる選択をしたい──そう考え、Uターンを決意しました。

東京→茨城県南に移住して 良かった点

実際に茨城県南に住んでみて、「これは本当に良かった」と感じている点はいくつもあります。

広々としたところに住める

まず、住まいの広さ。
ベランダも広く、猫が毎日のびのびと過ごせる環境が手に入りました。
これは東京時代にはなかなか叶わなかったことです。

平均年収くらいでも駐車場付き一戸建てが現実的に検討できるため、
無理なローンを組まず、背伸びしない暮らしができている点も大きなメリットです

せかせかした人が少ない

また、全体的にせかせかしている人が少ない印象があります。
時間の流れが少しゆっくりで、精神的にも余裕を持ちやすいです。

個人的にありがたかったのが、
タワマンの階数や会社名、学歴でマウントを取られることがほとんどないこと。
良い意味で他人に干渉しない空気があり、気疲れが減りました。

ボスママタワマンマウント?みたいな世界が本当にありました。

自然最高

自然が身近なのも魅力です。
少し車を走らせるだけで緑が多く、季節の移ろいを感じやすくなりました。

 

野菜が安い

野菜が安いのも最高ですね。同時期に石川のほうに移住した同僚がいましたが、そっちは意外と安くなかったらしい。山を越えてくる食品が意外と多く、海産物や原産地の食品以外は関東より高いものが多いとかいってました。

東京に住んでいた時と比較して茨城で買う野菜類はたいてい茨城のほうがお得ですね

かつての同級生はほぼ見かけない

学区がずれているからか、引っ越して10年、かつての同級生はほぼ見かけません。

小・中同じ学区の同級生たちほぼ嫌いだった陰キャなので、これはかなりうれしかったですね。みんなどこへ行ったのでしょうか。

ただ、高校の同級生にも全然会えないのはかなりさみしいです

LINEがなかった時代なので音信不通になってます。

茨城県南への移住で困った点

もちろん、良いことばかりではありません。
住んでみて実感した「これはきつい」と感じる点もあります。

車の免許がないと詰む(ここが一番きつい)

まず、車の免許がほぼ必須なこと。
駅前エリアを除くと、免許がないと生活が成り立たない場面が多いです。

就職面でもこれは顕著で、
私の体感では「中卒かどうか」よりも「免許を持っているかどうか」のほうが不利になる場面が多く感じました。
ハローワークの求人でも、工場勤務や事務職でさえ「要普通免許」と書かれている会社がかなりあります。

実際、私は車の免許がなかったため、茨城県内での就職をあきらめ、他県で働く選択をしました。

バスが少ない

また、バスの本数が少ないのも不便な点です。
お買い物スポット自体は多いのですが、免許がないと「詰む」感覚があります。

ここは車があれば心配いらない項目ですね。車!車を持てるなら茨城は魅力的なエリアといえるでしょう。

デパートがない

さらに、デパートがないのも地味に困るポイント。
ちょっと良い服やギフトを買いたいとき、東京の選択肢の多さが恋しくなります。

茨城県南へのUターン・移住が向いている人/向かない人

10年住んでみて感じたのは、茨城県南は「合う人にはとても住みやすいけれど、合わない人にはストレスが大きい地域」だということです。
実体験をもとに、向いている人・向かない人を正直にまとめました。

茨城県南への移住が向いている人

  1. 家賃や住宅ローンに追われず、無理のない暮らしをしたい人
  2. 駐車場付きの広い家に住みたい人(ペット可・一戸建て志向)
  3. 人と比べる文化やマウントに疲れてしまった人
  4. 自然が身近にある環境で、落ち着いて暮らしたい人
  5. 車の運転に抵抗がない、もしくは免許を持っている人
  6. 東京へは「たまに行ければ十分」と考えられる人 

特に、「都会に住むこと=ステータス」という価値観から一度離れたい人にとっては、精神的にもかなりラクな環境だと感じています。

茨城県南への移住が向かない人

  1. 車の免許を持っていない、または今後も取得予定がない人
  2. 電車・バス移動だけで生活を完結させたい人
  3. デパートや大型商業施設が徒歩圏にないと不安な人
  4. 仕事・趣味・交友関係を「都心中心」で回したい人
  5. コンサート、美術展、舞台など文化的イベントを日常的に楽しみたい人

特に、「免許なしで地方暮らしを成立させたい人」には、正直かなりハードルが高い地域だと思います。

車の免許は駅前に住んでいる人以外だとほぼ必須。夫婦や家族で移住するとしても、成人=男女問わず免許無いと不便

です。

それでも「合う・合わない」は途中で変わる

若い頃は東京の便利さや刺激が魅力的でも、
年齢やライフステージが変わると「広さ」「お金の余裕」「落ち着き」を重視するようになることもあります。

私自身も、10年前の自分には茨城県南での暮らしは想像できませんでした。
今だからこそ、「今の自分に合っている場所」だと感じています。

Uターンで10年住んで「今も東京へ戻る気はあるか?」という本音

正直に言うと、
資産が10億円以上あるなら東京都中央区はとても魅力的な街だと思います。

以前住んでいた中央区の景色

ただ、一般的なサラリーマン家庭にとっては、
住居費・物価・教育費など、あらゆるものが高く、今の自分には現実的ではありません。
そのため、「また中央区に戻りたいか?」と聞かれたら、答えはNOです。

晴海トリトンのあたり

とはいえ、東京を恋しく思う瞬間がないわけではありません。
茨城に引っ越してから、文化に触れる機会は確実に減りました。
東京で開催されるイベントやコンサートの話を聞くと、
「あの頃は気軽に行けたな」と懐かしくなることもあります。

まとめ:車の免許ないと詰むけど都会の生活がいやになったら茨城県南への移住はアリ

茨城県は「魅力度ランキング最下位」と言われることもありますが、
実際に住んでみると、背伸びしない暮らしができる、堅実でやさしい土地だと感じています。

便利さや刺激を最優先するなら東京。
無理なく、穏やかに暮らしたいなら茨城。

どちらが正解というより、その人の価値観やライフステージ次第なのだと思います。
これからUターンや地方移住を考えている方にとって、少しでも参考になれば幸いです。

ABOUT ME
もちこ
茨城→東京・千葉→茨城と戻ってきたアラフォー茨城県南民「もちこ」です。Uターンで戻ってきたら茨城県南がおしゃれなスポットになっててビックリ!県南のおすすめスポットや地域情報などをまとめたブログをコツコツ作成中です♪日本一福袋を買っている気がする「福袋ブロガー」でもあります。