「カミキリムシを捕まえたらお金がもらえる!?」
そんなユニークな取り組みが茨城県で今年も開催中です。その名も「いばらきカミキリみっけ隊」。

小学生以上の茨城県民なら誰でも参加できる、いわば県公認の外来昆虫討伐クエスト。
しかも10匹捕まえると500円分のプリペイドカードがもらえるというから、夏休みの自由研究にも、大人のエコ活動にもなるおいしい制度です。
この記事では参加方法・対象の虫の見分け方・茨城県南エリアの窓口一覧・注意点までまとめています。

活動期間:令和8年(2026年)6月〜9月末
対象者:小学生以上の茨城県民
参加費:無料(申し込み不要)
報奨金:10匹で500円分のプリペイドカード
主催:茨城県生物多様性センター
公式:https://www.pref.ibaraki.jp/seikatsukankyo/kansei/tayosei/kamikirimikketai.html

いばらきカミキリみっけ隊とは?

茨城県では特定外来生物に指定されているクビアカツヤカミキリとツヤハダゴマダラカミキリが徐々に生息域を広げており、公園や学校・街路樹が食い荒らされ枯れる被害が発生しています。
これ以上の被害拡大を防ぐために、茨城県が県民と一緒に外来カミキリムシを捕まえて駆除しよう!と始めたのが「いばらきカミキリみっけ隊」。
特別な手続きは一切不要。「参加しよう」と思ったその日から活動できます。むしろ入隊宣言も要らないという、なんともゆるい入隊条件です(笑)

 

活動エリア(茨城県内20市町)
水戸市・土浦市・古河市・石岡市・結城市・下妻市・常総市・笠間市・取手市・牛久市・つくば市・筑西市・坂東市・桜川市・つくばみらい市・小美玉市・阿見町・八千代町・五霞町・境町
茨城県南エリアはほぼ全域が対象です!

対象の2種類の外来カミキリムシとは?

虫が苦手な人もおおいかとおもいますのであえて画像は載せてません。気になる人は昆虫名でググってみて下さい。

①クビアカツヤカミキリ

中国・モンゴル・台湾・朝鮮半島などが原産の外来カミキリムシ。日本には2000年代に侵入し、現在は全国各地に生息域が拡大しています。

見た目の特徴:
体全体が光沢のある黒色で、首(前胸)の部分が赤いのが最大の特徴。体長は3〜4cmほど。「赤いクビ=クビアカツヤカミキリ」と覚えると見分けやすいです。

 

どんな木にいる?
サクラ・ウメ・モモなどのバラ科樹木が主なターゲット。日本の桜の天敵とも言われており、公園や街路樹のソメイヨシノへの被害が特に深刻です。
成虫の発生時期:6月〜8月ごろ
見つけ方のヒント:
木の幹や根元に「フラス」(うどん状に固まった木くずのような排泄物)が出ていたら、クビアカツヤカミキリの幼虫が中にいるサイン。近くを探すと成虫がいることも。

②ツヤハダゴマダラカミキリ

中国・朝鮮半島が原産の外来カミキリムシ。日本固有のゴマダラカミキリにとてもよく似ているため、見分けに注意が必要です。
見た目の特徴(ゴマダラカミキリとの違い):

比較ポイント ツヤハダゴマダラカミキリ(外来・要駆除) ゴマダラカミキリ(在来種・駆除NG)
翅の付け根 凹凸がなく滑らか 凹凸がある
頭の下の模様 白い紋がない 白い紋がある
全体の印象 光沢があり滑らか やや粗い質感

どんな木にいる?
トチノキ・ニレ・カエデ・ヤナギ・サクラなど広葉樹全般。クビアカよりも対象樹種が広く、公園や街路樹の様々な木が被害を受ける可能性があります。
成虫の発生時期:5月〜10月ごろ
注意点:クビアカツヤカミキリと違い「フラス」をあまり出さないため、木の中にいても見つけにくいのが特徴。成虫を直接目で見つけることが大切です。

茨城県南エリアでカミキリムシが出やすい場所

2種の外来カミキリムシは公園・学校・街路樹などのサクラやニレ、カエデが植えられている場所に生息しています。
茨城県南でいると、以下のような場所が探索スポットになります。

茨城県南のカミキリムシ探索スポット例
・つくば市内の公園(研究学園都市の街路樹、各公園のサクラ並木など)
・土浦市内の公園・学校周辺(川口運動公園・土浦市街の街路樹など)
・牛久市のサクラの名所周辺(牛久沼周辺など)
・龍ケ崎市・阿見町の公園・学校
・守谷市内の街路樹・公園(けやき台などのケヤキ・ニレが多いエリア)
・取手市内の街路樹・学校のサクラ

特にサクラの木の根元やニレの木の周辺を6〜8月の晴れた日に探すと見つかりやすいです。

成虫は日中に木の幹を歩いていたり、飛んでいたりします。

カミキリムシ討伐でもらえる報奨金・グッズ

捕まえた外来カミキリムシを対象窓口に持参すると、以下の報奨がもらえます。

持参数 もらえるもの
10匹以上 500円分の奨励金(汎用プリペイドカード)+限定グッズ(先着)
10匹未満 「いばらきカミキリみっけ隊」限定グッズ(防災グッズ・缶バッジ)※先着順
📌 ポイントメモ
・2種類(クビアカ+ツヤハダ)合わせて10匹でOK
・10匹ずつ、種類を分けて透明な袋に入れて密封してから持参
・小学生・中学生は保護者の付き添いが必要
・防除を業としている方は対象外
・グッズは先着順のため、早めに窓口へ!

茨城県南エリアの奨励金・グッズ交付窓口一覧

退治した外来カミキリムシは、捕殺した市町村の窓口に持参してください。

市町村 担当課 住所 電話番号
土浦市 環境保全課 土浦市大和町9-1 029-826-1111(代表)
取手市 環境対策課 取手市寺田5139 0297-74-2141(代表)
牛久市 環境政策課 牛久市中央3-15-1 029-873-2111(代表)
つくば市 生物多様性推進室 つくば市研究学園1-1-1 029-883-1111(代表)
坂東市 生活環境課 坂東市岩井4365 0297-21-2189(代表)
つくばみらい市 産業経済課 つくばみらい市加藤237 0297-58-2111(代表)
常総市 生活環境課 常総市水海道諏訪町3222-2 0297-23-2919
阿見町 生活環境課 稲敷郡阿見町中央1-1-1 029-888-1111(代表)
下妻市 環境課 下妻市本城町3-13 0296-43-2111(代表)
茨城県(全域対応) 環境政策課 生物多様性センター 水戸市笠原町978-6 茨城県庁14階 029-301-2940

※窓口は捕殺した場所の市町村へ持参するのが基本です。市町村窓口が遠い場合は茨城県生物多様性センターへの持参も可能です。

参加する前に知っておきたい注意点

楽しそうな「みっけ隊」ですが、いくつか重要な注意点があります。

⚠️ 絶対に守ってほしい注意点
生きたまま持ち運び禁止!
特定外来生物であるクビアカツヤカミキリ・ツヤハダゴマダラカミキリは、生きたまま持ち運ぶことが法律で禁止されています。見つけたら必ずその場で退治してから持参してください。
在来のゴマダラカミキリと間違えないこと
ツヤハダゴマダラカミキリは在来種のゴマダラカミキリに非常によく似ています。翅の付け根の凹凸・頭の下の白い紋で見分けましょう。不安な場合は写真を撮って窓口に問い合わせを。
他人の敷地に無断で入らない
公園や街路樹での活動は問題ありませんが、民有地や学校の敷地などへは無断で入らないこと。
ケガや事故に気をつける
川や山林など危険な場所には近づかない。特に子どもだけでの活動は保護者の監督のもとで。
袋の準備を忘れずに
10匹ずつ種類を分けて透明な袋に密封して持参する必要があります。窓口に着いてから「袋がない」とならないよう、活動前に準備しておきましょう。

まとめ|いばらきカミキリみっけ隊は夏休みにも最高のクエスト

✅ 参加無料・申し込み不要・小学生以上なら誰でもOK
✅ 活動期間は2026年6月〜9月末
✅ 10匹で500円分プリペイドカード+限定グッズ
✅ 10匹未満でも先着で限定グッズがもらえる
✅ クビアカツヤカミキリ(赤い首が特徴)とツヤハダゴマダラカミキリが対象
✅ 必ずその場で退治・生きたまま持ち運び厳禁
✅ 小中学生は保護者の付き添いが必要

「外来生物の駆除に貢献しながら、報奨金ももらえる」という一石二鳥な取り組み。子どもにとっては夏の昆虫採集にリアルな意義が生まれますし、大人も環境保全活動として楽しめます。
6〜9月の茨城県内の公園散歩や公園遊びのついでに、ぜひ「みっけ隊活動」も取り入れてみてください!
いばらきカミキリみっけ隊 公式ページ(茨城県)

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もちこ
茨城→東京・千葉→茨城と戻ってきたアラフォー茨城県南民「もちこ」です。Uターンで戻ってきたら茨城県南がおしゃれなスポットになっててビックリ!県南のおすすめスポットや地域情報などをまとめたブログをコツコツ作成中です♪日本一福袋を買っている気がする「福袋ブロガー」でもあります。