土浦名物・前島製菓「九万五千石」食レポ|かりんとうっぽくないかりんとうが絶品でした
かりんとうにハマっています。

ある日、「おいしいかりんとうが食べたい」とつぶやいたら、フォロワーさんから「土浦の九万五千石、知ってる?」と教えてもらいました。
地元なのに知らなかった……!早速ニューデイズで入手して食べてみたら、これがめちゃくちゃよかったので、食レポします。
「九万五千石」ってどんなお菓子?
「九万五千石」は、土浦城の石垣をイメージした白双糖(しろざらとう)をまぶした、コロコロとした形のかりん糖です。

一言でいうと「かりんとう」なのですが、見た目がかりんとうっぽくないのが最大の特徴。
一般的なかりんとうって、細長くて茶色くて黒糖の甘さがガツンとくるイメージですよね。でも九万五千石は丸くてコロコロしていて、表面が白くてキラキラしています。初めて見たとき「え、これかりんとう?」って二度見しました。
甘納豆のような黒くて大きな粒に、白いざらめがきらきらと輝いていて、甘納豆にしては固いし、飴とも違う、そんな不思議な見た目のお菓子です。
名前の由来がおもしろい
「九万五千石」という名前、なんか歴史的な響きがしますよね。実際、ちゃんとした由来があります。

「九万五千石」は、江戸時代中期の土浦藩主で江戸幕府の老中も務めた土屋数直が、徐々に石高を増やし最終的には九万五千石を有したことにちなんで名付けられました。「石」は土地の価値を米の生産力に換算し表す単位ですが、土浦城の石垣の意味にもかけて、見た目が石のようにゴツゴツとしたかりんとうが作り上げられました。
当初「十万石」という名にしようと考えていたそうですが、土浦市の郷土史家に相談したところ、正しくは九万五千石だと指摘され、それに従ったとのこと。几帳面!そしてその几帳面さがいい。
白双糖がまぶされた見た目は、たしかに石垣のゴツゴツした感じにも見えます。食べながら「なるほど…」と思いました。
前島製菓ってどんなお店?
前島製菓は明治36年創業の老舗で、「九万五千石」「黒糖かりん糖」「海老最中」が主力商品です。 120年以上の歴史を持つ、土浦の和菓子屋さんです。

「九万五千石」は戦後の食料物資統制が終わった1950年ごろから本格的に作り始め、1958年に商標登録されました。 70年近く愛されてきたお菓子ということになります。
前島製菓の基本情報
| 住所 | 茨城県土浦市真鍋3-1-29 |
| 電話 | 029-821-0702 |
| 営業時間 | 8:30〜18:30 |
| 定休日 | 日曜日 |
| 公式サイト | https://www.95000goku.jp/ |
九万五千石以外にも、黒糖かりん糖・海老最中など気になる商品がたくさんあります。前島製菓の全ラインナップを制覇したい人はぜひ土浦市真鍋の本店へ。
実際に食べてみた感想【正直レビュー】
見た目
かりんとうだと思って手に取ると、ちょっと驚きます。コロコロと丸みがあって、表面に白双糖がびっしりついてキラキラしています。
食感・味
白双糖(白いざらめ)がびっしりついているので見た目はかなり甘そうですが、食べてみるとやさしい甘さでびっくりします。白双糖はそれ自体の甘さがおとなしくて、上品な甘みなんです。
見た目が硬そうなので口の中に入れたら「あ、やわらかい」と感じてもらえるように作られているそうです。
そう、ちょっとしっとりしているんです。若干しっとり系のかりんとうの表面に白双糖をコーティングしていて、一口サイズで食べやすく、癖になる味わいです。
外はザクッ、中はしっとり。この食感が独特で、一般的なカリカリのかりんとうとは全然違います。
ゴマの風味もほんのりと感じられます。かりんとうなのに、どこか和菓子に近い繊細さがある。「ただのかりんとうじゃないな」と思いました。
かりんとうマイブームで食べてきた中で、ダントツに個性的でした。気に入りました。
どこで買えるの?入手方法まとめ
これが少し難点で、通販やふるさと納税では買えないお菓子です。
ネットで簡単に手に入らないからこそ、ご当地感が強い。
買えるのは土浦のいくつかの店舗や以下のお店等です。
| 場所 | 備考 |
|---|---|
| 前島製菓 本店(土浦市真鍋) | 全商品が揃う・要日曜定休注意 |
| JR牛久駅 ニューデイズ | 九万五千石のみ取り扱い |
| JR荒川沖駅 ニューデイズ | 九万五千石のみ取り扱い |
| JR土浦駅 ニューデイズ | 九万五千石のみ取り扱い |
| 銀座 茨城マルシェ(茨城のアンテナショップ) | 東京在住の方はここで |
わたしはJRのニューデイズで購入しました。ニューデイズでは九万五千石のみの取り扱いで、他の商品(黒糖かりん糖・海老最中など)を買いたい場合は本店に行くのがおすすめです。
ニューデイズや茨城県のアンテナショップはちょくちょくラインナップ変えてくるので確実に入手したいなら前島製菓 本店へ行きましょう。
こんな人に特におすすめ
- かりんとう好き:ただし「普通のかりんとうとは全然違う」という覚悟で。きっと気に入るはずです
- 和菓子好き:かりんとうというより上品な和菓子に近い感覚。和菓子好きにはドンピシャだと思います
- スイーツ好き:甘さが上品でくどくないので、甘いものが好きな方にも◎
- 「変わったお菓子が好き」な人:普通のかりんとうを求めると拍子抜けするかも。でもそのギャップがいい
逆に「ガツンとした黒糖のかりんとうが食べたい!」という場合は、同じ前島製菓の黒糖かりん糖の方がドンピシャかもしれません。
土浦のお土産にぴったりな理由
九万五千石が土浦土産として優秀なポイントは味だけじゃないんです。
- かさばらない:袋タイプはコンパクト。旅行バッグにポンと入れられます
- 崩れにくい:一粒一粒が小さくて丸いので割れにくい。電車・車・自転車旅のお土産にも最適
- 日持ちする:和菓子にしては保存がきく(詳しくは購入時にご確認を)
- 珍しい:通販で買えないので「どこで買ったの?」と話題になる
ロードレースや自転車で霞ヶ浦周辺を走る方にも、コンパクトで崩れにくい九万五千石はおすすめのお土産です。
→ 関連記事:茨城の名物・おみやげまとめ → 関連記事:土浦市 開店・閉店情報
まとめ
| 商品名 | 九万五千石 |
| 製造 | 前島製菓(茨城県土浦市真鍋3-1-29) |
| 種類 | かりん糖(白双糖まぶし) |
| 特徴 | コロコロ・しっとり・やさしい甘さ・ゴマ風味 |
| 入手場所 | 本店・JR各駅ニューデイズ・銀座アンテナショップ |
| 通販 | なし(ご当地限定) |
かりんとうと聞いて買ったけど、いい意味で裏切られました。しっとりした食感、白双糖のやさしい甘さ、ゴマの風味……普通のかりんとうとはまったく違う、土浦にしかない個性的なお菓子です。
フォロワーさんに教えてもらってよかった!ありがとうございます。
通販では買えないので、ぜひ土浦・牛久・荒川沖方面に来た際はニューデイズや前島製菓本店に立ち寄ってみてください。
⚠️ 価格・取り扱い店舗は変更になる場合があります。最新情報は前島製菓公式サイト(https://www.95000goku.jp/)でご確認ください。



